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zoom RSS 読書感想「サヴァイヴ」

<<   作成日時 : 2011/09/05 10:28   >>

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近藤史恵の「サクリファイス」「エデン」に続く、3作目の自転車ロードレースを題材にした小説。

「サクリファイス」で重苦しいまでの存在感を示していた、チームのエース、石尾豪を取り巻く男たちの物語。
短編集のような形をとっており、それぞれの話で主人公が異なる。

誓や伊庭、赤城が登場し、物語がリンクしている部分もある。

この辺は、同じ物語を違う視点で見ているようで面白い。

石尾とは違い、とびぬけた才能を持つわけではない主人公たちは来年はどうするか、その先はどうするかと思い悩む。
自転車選手のピークは他のスポーツよりも遅いと書かれているが、一般の勤め人に比べれば、その職業人生は短い。
その中でどれだけ夢に近づけるか。

そう、自転車ロードレースと言う世界での生き残り。
そんな意味を含めた「サヴァイヴ」なのだと、本を閉じた後に気が付く。

ただ、一点難を付けるとすれば、短編集であるがゆえに話が発散してしまい。
最後はオチらしいオチがなく、やや肩透かしを食らわされる。

前半で個々の短編が微妙に接点を持っていただけに、かつてのチームメイトたちが集まって大団円となることを期待してしまっただけに残念である。

それでも、赤城を主人公とした、若き石尾豪を描いた作品は十分楽しめた。


サヴァイヴ
新潮社
近藤 史恵

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