感想「新世紀エヴァンゲリオン」「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」

少し前のことになりますが、金曜ロードショーでヱヴァンゲリヲン新劇場版:序~Qを放映していましたね。
一家で見ていたのですが、初見の妻と息子には何のことやらわかりませんよね。

そこでアマゾンプライムでTV版と旧劇場版を見ました。

まぁ、それでもわけわからないのは変わらないのですがw

ちょいちょい解説を加えながら第弐拾四話まで視聴。

ここまでは良い。

問題の第弐拾伍話、最終話。

この第弐拾伍話、最終話と「Air/まごころを、君に」が入ったDVDを持っており、何度も見たのですがやっぱりよくわからなかった。

なにが「おめでとう」だよ、、って

でも、10数年ぶりに見て膝を叩く勢いで「そうか、そういう事か!」

それまでの使徒がどうとか人類補完計画がどうとか、そんなのは目くらましなんですね。

これは主人公シンジのような、自己肯定感が低く、他人との距離の取り方に戸惑っている少年少女たちへのメッセージなのだと気づいた。

劇中ではATフィールドはバリアであり、個体の形をとどめるための殻のようなものと描かれているが、自我の象徴であり、他人と自分との境目で有ることはエヴァンゲリオンを見た多くの人が気づいたことだろう。

そして使途は他人の象徴。

自分が何者なのか分からない、他人が怖いという少年少女たちの究極の選択が人類補完計画。
自分も他人もごちゃ混ぜにして一つになる。

自分も他人も無い世界。

でもその中で、自分に自分がどう見えるか、自分に他人がどう見えるか、は自分の認知次第なのだという事に気付き、自己肯定感の糸口が見えた時に「おめでとう」。
個としての自分を自分で認め、生きていくことを決断する。

最後の2話はそういう事なのですね。

「Air/まごころを、君に」も形こそ違え、最後はシンジが他人がいることを許容した世界となって終わる。

ここ数年、認知という事を勉強したこともあり、自分のモノの捉え方、考え方ひとつで世界の見え方は変わってくるという事が分かったのでこれに気付けたのだと思う。

放映当時は最後の2話は製作が間に合わなくて手を抜いたのだとか言われたが、改めて見れば、背景こそ真っ黒であることが多いが、少なくとも動画はほとんどが新たに描き起こしたものと思われるし、決して急場しのぎで作ったものではなさそうという事が分かる。

ただ、結局はこの物語が伝えたいことはむしろ最後の2話なのであって、それに至る物語はどうとでも作れる。

それが新劇場版なのかもしれない。

序、破こそほぼTV版に沿ったストーリーとしながら、Qでがらりと変えて新たな第弐拾四話までを作り上げた。

さぁ、どうやって新たな第弐拾伍話と最終話を作ったのか。

庵野氏のお手並み拝見。

雨、逃げ出した後 - 緒方恵美, 三石琴乃, 林原めぐみ, 宮村優子, 石田彰, 山口由里子, 立木文彦, 清川元夢, 山寺宏一, 関智一, 岩永哲哉, 岩男潤子, 結城比呂, 長沢美樹, 子安武人
雨、逃げ出した後 - 緒方恵美, 三石琴乃, 林原めぐみ, 宮村優子, 石田彰, 山口由里子, 立木文彦, 清川元夢, 山寺宏一, 関智一, 岩永哲哉, 岩男潤子, 結城比呂, 長沢美樹, 子安武人

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に - 緒方恵美, 三石琴乃, 林原めぐみ, 宮村優子, 石田 彰, 庵野秀明
新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に - 緒方恵美, 三石琴乃, 林原めぐみ, 宮村優子, 石田 彰, 庵野秀明

この記事へのコメント