こんなGWには読書をしよう!shigeのおすすめの5冊

なにやらFacebookでは #7日間ブックカバーチャレンジ なるものが流行っている。
好きな本を紹介して、友達にも紹介してもらうという、ブログが流行りだした頃にあったバトンと言う奴ですね。
知り合いもやっていたので乗っかろうかと思ったのですが、ルールを見ると、表紙の写真を載せるだけで内容の説明はするなとある。

いやいや、折角のお気に入りの本、内容もがっつり説明したいじゃない?

という事で独自に私のおすすめの5冊を紹介します。

5冊というのは特に意味はないですが、多すぎず少なすぎず、なんとなくキリのいい数字に思えたので、、

やっぱり、こんな時節だから、、と選んだ本がほとんどです。

という事で、1冊目は東京大学大学院教授の早野龍五氏とコピーライターの糸井重里氏の共著の「知ろうとすること」

知ろうとすること。 (新潮文庫) - 早野 龍五, 糸井 重里
知ろうとすること。 (新潮文庫) - 早野 龍五, 糸井 重里

共著という形だが、内容的には二人の対談集。

この本が書かれるきっかけになったのは2011年の東日本大震災。
福島第一原発がメルトダウンを起こし、多くの人が避難生活を余儀なくされ、農水産物は風評被害も含めて大きな打撃を受けた。
SNSでは流言飛語も飛び交い、何を信じたらいいのかと思っていた人も少なくなかったろう。
そんな中、早野氏は多少畑違いながらも物理学者として淡々と事実を分析しツイッターなどに発言し、行動していた。
それを目にした糸井氏から声をかけ、この本が編まれた。

この状況、今とつながるところがありますよね。
あの頃よりさらにスマホの普及率は上がっているだろうし、そうなればSNSをやっている人も多いだろう。
伝染病について大した知識が無い人や下手をするとウイルスと菌の違いも分かっていない人がいろんなことを言う。
そうした言葉に右往左往してしまう(してしまった)人も少なくないだろう。
大事なのは事実を知ること。
そうした姿勢を糸井氏は早野氏の行動から感じ取り糸井氏自身の行動の指針としたという。

まず、こんな時だから読んでほしい本の一冊。

読んだ直後に書いた感想はこちら

https://t-shige.at.webry.info/201506/article_5.html


次は映画化もされた「博士の愛した数式」の著者小川洋子氏の「科学の扉をノックする」

科学の扉をノックする (集英社文庫) - 小川 洋子
科学の扉をノックする (集英社文庫) - 小川 洋子

小川洋子氏が7人の科学者との対談をまとめたもの。
小川氏は文学部卒の小説家であるから、科学にそれほど詳しいわけではない。
でも、科学者と対談をすることで、いろんなものを小川氏なりに感じ取り、それを実に文学的に表現する。
理系の人が読んでも文系の人が読んでもきっと面白い本です。

例えば筑波大学名誉教授 村上和雄氏が遺伝子の働きについて語る中、「こんな仕組みが地球上のすべての生物にあるなんて、『サムシング・グレート』の働きとしか言いようがありません」という趣旨の事を語っている。
「サムシング・グレート」、何か偉大な物。
ぶっちゃけていえば神、仏の類です。
神仏とは一番遠そうな科学者の口から人知を超えた存在を意味する言葉が出てくる。
それくらい科学とは深遠なものなのです。

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https://t-shige.at.webry.info/201506/article_7.html


さて、硬めの本が続いたので柔らかめの本を紹介。
Every Little Thingのギター担当 伊藤一朗著 「ちょっとずつ、マイペース。」

ちょっとずつ、マイペース。 - 伊藤 一朗
ちょっとずつ、マイペース。 - 伊藤 一朗

時々ピンでバラエティ番組にも出るようになった一朗さん。
すっとぼけたキャラクターで誰かを怒ったりすることもなさそうだなと思っている人も多いと思いますが、一朗さんだって人間、ムッとすることだってあります。
でも、それに対する対処の仕方が違います。

まず、こいつどうでもいいやと思っている相手には何も言わない。
そうじゃない人にはちょっと茶化しながら注意する。
でもこれは仕事仲間など身内の話。

例えば列への割り込みなどを見たら、それとなく上手い事ちゃんと並ばせる。

そもそもどうでもいい事に腹を立てないような考え方をする。

外出自粛でストレスが溜まっていたり、必要があって外に出てもなんとなく人と人の間にぎすぎすした雰囲気が有るこの頃、ぜひ皆さん一朗さんを見習ってほしいと思います。w

読んだ直後に書いた感想はこちら。

https://t-shige.at.webry.info/201908/article_5.html


と、雰囲気を緩めたところでもう一つ硬めの本。

ノンフィクション作家の立花隆氏著「宇宙からの帰還」

宇宙からの帰還 (中公文庫) - 立花 隆
宇宙からの帰還 (中公文庫) - 立花 隆

立花氏がアメリカの宇宙飛行士たちにインタビューして書かれた本。

そう聞くと、ロケットでドーーンと打ち上げられて、宇宙でふわふわして、ビューンと降りてきたみたいな話と思いがちですが、案外内面的な話が多い。
宇宙飛行士たちが宇宙から地球を見下ろし、あるいは月面から見上げて何を思ったか、そして地球に戻ってからどんな人生を歩んだか。
そんなことが描かれています。

そして、前述の「科学の扉をノックする」にも通ずる話ですが、宇宙へ行って神のようなものの存在を感じる宇宙飛行士も少なくないとか。
元々キリスト教徒であることが前提であるようなアメリカの事なので、その素養はある人たちなのかもしれませんが、地球に帰還後伝道師などになる人もいたとか。

そして、宇宙から地球を眺め、改めて国境などというものはしょせん人が決めたものと気づく人たちも。

こんな時だから、国とかイデオロギーにとらわれず、協力し合って乗り切りたいですね。

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https://t-shige.at.webry.info/201507/article_20.html


最後はこの時節だからという事とは関係ないのだが、私の今の状況に影響を与えたとも言える小説。
米津一成著「追い風ライダー」

追い風ライダー (徳間文庫) - 米津一成
追い風ライダー (徳間文庫) - 米津一成

自転車乗りを主人公とする5編(文庫版は6編)の短編。

ただ、普通の短編集ではなく、登場人物を少しずつ重ねているのが面白い。

主人公たちは各話の最初では何かしら人生に迷っている。
しかし、自転車を通じて人と関わり合い、前を向いていく。

その姿が毎話清々しい。

この小説の中で私の人生に影響を与えたのが、3話目「旧友の自転車屋」に出てくる「これで食っていけるかじゃなくてこれで食っていきたいか」というセリフ。
これは職業選びでの話。
主人公の小学生時代の同級生は一度サラリーマンになったものの父親の自転車屋を継いだ。
その時の想いが上記のセリフで語られる。

これを読んだ時、私自身仕事上でも色々あった時期だったので「これで食っていきたいか」をそのあとの人生の指針とすることにした。
確かに収入は落ちたが、今はこれで食っていきたい仕事ができていると思う。

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https://t-shige.at.webry.info/201503/article_17.html


いかがでしょうか。
もし興味を持っていただける本が一冊でもあればうれしいです。

今時は電子書籍でも買える物も有ると思いますので、外出自粛のこのGWのお供になれば幸いです。

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