映画感想(「ダイ・ハード 1~5」)

邦題で正確に言うと
「ダイ・ハード」
「ダイ・ハード2」
「ダイ・ハード3」
「ダイ・ハード4.0」
「ダイ・ハード ラスト・デイ」

なんとなくダイ・ハードシリーズをちゃんと見たくなってTSUTAYAで一気借り。

もちろん、世代的に1作目はよく知っているし、2も何度か見ている。
でも、3は見たことある気がする程度で、4.0は多分見ていないし、ラスト・デイに至っては存在すら知らなかった。

先日映画6作目を見たターミネーターシリーズ同様、シリーズ物はお約束みたいなものがよく出てきますね。
その一つがターミネーターの「I'll be back」に相当する「Yippee-ki-yay, motherfucker.」。
吹き替え版では「イッピカイエー、くそったれ!」と訳されている。
イッピカイエーとはカウボーイのロデオの時の掛け声で大した意味はないらしい。
1作目でテロリスト(泥棒?)の首領、ハンスに「カウボーイ」と言われたときにとっさに返したこの言葉がシリーズを通して使われている。
主に敵にとどめを刺すようなときに使われている。

あとは、3を除いて、間の悪い時に間の悪い場所に居合わせてしまうという設定。
まぁ、十分な準備もなく大変な事件に巻き込まれてしまうというのが或る意味このシリーズのパターンなのでどうしてもそうなりますね。

それと、こうしてシリーズを通して見てみると面白いのが、妻ホーリーとの関係の変遷とか、娘、息子との関係ですね。

1作目。
戸籍上はホーリーと婚姻関係だが関係はよくなく、ジョンはニューヨーク市警、ホーリーはロサンゼルスでまだ幼い娘ルーシー、息子ジャックと共に暮らしている。

2作目。
1作目の顛末でホーリーとの仲は良くなり、ジョンはホーリーの住むロサンゼルスの市警に移る。

3作目。
再び別居し、ジョンはニューヨーク市警に舞い戻る。
しかし、今作の相棒ゼウスに促されて終盤ホーリーに電話をしようとする。
だが電話がつながった瞬間に重大なことに気づき、電話をほったらかして犯人を追ってしまう。

4作目。
3作目の電話の件が影響したのかついに離婚。
成長した娘ルーシーも父ジョンを良く思っていなかったが、事件の中で命を懸けて自分を守ってくれた父を見直す。
また、ルーシーは今作のジョンの相棒となったハッカーのマシューと惹かれあったようだが、その後は描かれていない。
(5作目でもルーシーは出てくるが、終始一人なので上手くいかなかったのかな?)

5作目。
今度は久しぶりに息子ジャックと再会。
4作目冒頭のルーシー同様ジョンを厄介者ととらえているが、共闘するうちに父を受け入れ、戸籍上は母親の姓ジェネロであるが、最後には自ら「マクレーン家の一員、ジョン・マクレーン」と名乗っている。
(ジャックはジョンの愛称であり、欧米では父親や祖父と同じ名前を付けることはよくあるようなので、ジャックも正式にはジョンという事なのかもしれない)
ジャックは保護したコマロフの娘と良い事になるのかと思ったら、、、ああそういう事、、

制約の多い中でボロボロになりながら戦うという意味では1作目が一番面白いのかもしれませんが、こうして全作を通して見ると流れでホーリーとの関係がみられるのは面白いし、個人的には5作目が好き。
(1作目のジョンが着ていたタンクトップが、最初は白いのにだんだんと汚れて、最後は元から黒いシャツだったかのように真っ黒になっているという細かい演出も好きだが。)

5作目に登場する息子ジャックは4作目までのホーリーやルーシーとは違い、作中長い時間ジョンと共闘するので会話も多く、父と息子の関係というものがよく描かれているように思える。
私自身息子がいるからそう思えるのかもしれないが。

保護対象のコマロフを奪われてどうしていいか分からなくなったジャックをわざと子ども扱いして焚きつけるジョンも好きw

そして少なくとも二人の子供とは最後は良い関係になったようでよかったです。

全作見たことがある人でも、一度まとめて見てみるのも良いかもしれません。

ダイ・ハード ブルーレイコレクション(5枚組) [Blu-ray]
ダイ・ハード ブルーレイコレクション(5枚組) [Blu-ray]

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

この記事へのコメント

ゲンタロウ
2019年12月03日 04:23
ダイハードは5作もあったんですね。全部観ているはずだけど、はっきり記憶にない。

全部通してみると、細かいところで設定の整合性がとられていたり、いなかったりするもの良くわかると思います。父息子の関係に感情移入してしまうのはよくあります(笑)
shige
2019年12月08日 17:29
ゲンタロウさんこんにちは。

そうなんですよ、私も5作目は存在すら知らなかったです。w
設定云々で言うと、Wikipediaにも指摘されていましたが、ジョンは格闘戦に弱いっていうのは一応一貫していますね。
銃器や爆弾に関しては拾い物でも使いこなしてしまうのですが、接近戦になってつかみかかるとむしろやられるという場面が多い。

父息子の関係、自分自身が父の息子だからというのもありますが、今は息子の父でもあるので余計感情移入しちゃいますね。

ゲンタロウさんも素晴らしいお父様をお持ちのようなので父息子関係には強い思い入れがあるのでしょうね。
そんなゲンタロウさんにはぜひ5作目を見ていただきたいです。
仲のいい母娘や父娘関係とは違った少しぎこちない感じが良い感じです。