読書感想(量子コンピュータ)

量子コンピュータ
並列計算のからくり

著者:竹内繁樹
出版社:講談社
ISBN4-06-257469-1

理系人間の座右の書 ブルーバックスシリーズの一冊。
(とか、言いつつ、まともに読んだのはこれが初めてだけど。)

量子コンピュータなんて、SFでは時折見かけるけど、まだまだ、理論上のものだと思っていました。
ところが、、

[iEXPO2008]NECが2007年発表の量子ビット回路とMRAMを実物展示

たまたま、こんなニュースを目にして、「ああ、夢の世界の物じゃないんだ」と気づいて興味を持ったわけです。

この本は、「高校生の80%」にも理解できるようにと書かれたそうで、確かに、多少理系の素養があれば読める本です。

前半は、理論上、量子コンピュータとはどういうもので、どういうことが出来るのかという解説。
中盤が量子コンピュータを用いた因数分解の実現方法。
後半が、量子コンピュータの実装方法のいろいろについて述べられています。

量子コンピュータというと、大きな数の因数分解が短時間で出来るなんて話をよく聞きますが、要するに、たとえば0000からFFFFまでをいっぺんに入力して、いっぺんに計算できる。
非常に大雑把に言うとそんな感じのものだそうです。

量子コンピュータを使った因数分解のやり方といったところの解説は、非常に数学的で読んでいてちょっとつらいところもありますが、それ以外は、分かりやすく、楽しんで読み終えることが出来ました。


量子コンピュータ (ブルーバックス)
講談社
竹内 繁樹

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