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zoom RSS 読書感想(うつヌケ)

<<   作成日時 : 2017/05/28 09:47   >>

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駅前の本屋で、平積みが二山有るほど話題になっているようだ。


うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
KADOKAWA
2017-01-19
田中 圭一

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田中圭一氏と言えば、手塚治虫風の絵でエッチな漫画を描く人位の認識でしたが、うつを経験されていたのですね。

この本は主に著名人のうつ経験と、そこからの回復の体験談。

最初に言っておきます。
この感想文を読むのもつらいという方。
今は無理しないでゆっくり休んでください。

この本はもしかしたら何かのきっかけを与えてくれるかもしれません。
与えてくれないかもしれません。
でも、この本を読んでいる間だけでも辛さを忘れてくれていたらと思います。

そうして、少し元気になれたら、またここにきて続きを読んでいただけたらと思います。




amazonのレビューを見ると、多くは賞賛のレビューだが、中には

「仕事で成功している人だから抜けられたのね」

「奥さんが居るから抜けられたのね」

という趣旨の物も見受けられる。
本当にそうだろうか。

この本には作者の田中氏を含め、18人の例が示されているが、そのうち、仕事を認められて、仕事で自信を取り戻してうつヌケをしたという例は4話の照美氏、5話の折氏、17話の熊谷氏の3例だけ。

家族の存在もうつのさなかにある人にとっては逆にプレッシャーになったり、家族が良かれと思った言動がかえって追いつめていたりという事もある。

この本では、うつは自分を嫌いになる事で起きるとされている。
それもそうだが、物事の捉え方(認知)の歪みが引き起こすとも言われている。

この本の中でも出てくるが(第9話)、周りの人の善意の言動を悪意に捉えてしまう事の積み重ねで自ら居場所を無くしたり、自信を失う、自分を嫌いになるという事でうつになるそうだ。

なので、この本を読んでも、3/18の例がすべてに見えてしまったり、著名人であるという事に目が行ってしまって、だれにでも起こりうるちょっとしたことが回復のきっかけになる事を見落としてしまう。

なので、何か嫌なことが有っても、

「本当のところはどうなんだろう」

「他に捉え方はないのか」

と考える癖をつけた方がいいのかもしれない。

いや、もっといえば、何を言われても

「それって、私を褒めてるんだよね」

と思うくらいの捉え方をする訓練をすると良いのかもしれない。


「これを読んでも治らない。」

というレビューも有る。
もちろんだ。
田中氏は精神科医ではないので、うっかりした事は書けない。
氏にできるのは、自分の経験や取材した17人の経験を伝える事だけだ。

でも、その中で氏が伝えたいのは、

・自分を肯定する癖を付けると良い。
・うつとの付き合い方を見つけることで不調の幅を狭めることができる。
・本当に些細な事でうつを抜け出すきっかけになる事がある。

という事だと思います。

多くの病気は薬を飲んで休養すれば治ります。
でも、うつは薬が辛さを和らげてはくれますが、根本的には自分に合わない仕事を辞めるなど、原因を取り除いたり、環境を変たり、上述のように物事の捉え方を変えるという事が必要になります。

つまり、治し方は人それぞれなのです。
Aさんに効果的だった方法がBさんにも効果的とは限りません。
冒頭の田中氏の例のように、リストラされたことが回復のきっかけになる事すらあるのです。

なので、この本にある例はあくまで例です。
でも、これをきっかけに自分の近くにもうつから抜け出すきっかけが転がっていないか探して見るのも良いかもしれません。

感想文と言う領分からは外れてしまいますが、医者だけではなく、カウンセリングを受けることもお勧めします。


「私は何の才能もないちっぽけな人間だから」

本当にそうでしょうか。
勇気を持って周りの人に訊いてみるのも良いかもしれません。


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