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zoom RSS 映画感想(2001年宇宙の旅)

<<   作成日時 : 2017/01/29 17:09   >>

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ひろくん(12)が突然、

「ツラツストラって何?」

って訊いてきた。

「は? ツァラトゥストラの事?」

どうやら、「ドラゴンボール改」のエンディング曲でその言葉を知ったようだ。



グッドモーニングアメリカ インタビュー記事

これによると、ニーチェの著書「ツァラトゥストラはかく語りき」から着想を得ているようだが、私にとってツァラトゥストラと言えば、映画「2001年宇宙の旅」で使われた、リヒャルト・シュトラウスの同名の交響詩。

リヒャルト・シュトラウスもニーチェの著書を元に作曲したようなので、元の元は結局ニーチェ。

で、その印象的な曲は良く知っているものの、ツァラトゥストラが何者かは知らないので調べてみたり、、、という流れで、当然、映画の話にもなり、確か持っていたはず、、、とDVDコレクションを漁ると、有った有った。


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早速再生。

最初の数分真っ黒な画面に不気味な和音が流れるだけだったり、「2001年宇宙の旅」と未来っぽい(もう、16年前の時代設定だが、、)タイトルには似つかわしくない類人猿の水場争いの場面が続いたりと、いきなり面食らうひろくん。

しょうがないので、いろいろ解説。

ほら、水場奪われたじゃん。
で、ふてくされて寝てるじゃん。
起きたら、なんか有るじゃん、、、
触るじゃん。
進化しちゃうのよ。


骨投げるじゃん。
それが何万年も経って宇宙船になるのよ。

みたいに。

で、やっと宇宙シーン。

これ、CG使ってないんだぜ。
全部模型なんだぜ。

模型なのに窓から人が見えるじゃん。
上にいる人はさかさまになってるじゃん。
これ、CGじゃないんだぜ、スゲーだろ。

と言っても、今一凄さが伝わっていない様子。

これ、50年くらい前の映画だから、当時のCGって言ったら、操縦席のあそこの画面のワイヤーフレーム位が精一杯だったんだよ。
とか、
8色位しか使えないんだぜ。
といっても

「8色あれば混ぜればいろんな色使えるじゃん」

とか言うし。
絵具じゃないんだから、、、

まぁ、4ドットをひとまとめにして中間色表現とかやってたけどな、30年くらい前は、、、

なんてやっているうちに、HALが何チャラユニットが故障しそうですとか言い出した辺りでひろくん寝落ち。
ボーマンが船外に締め出された辺りで起きて来たので、一旦最後まで見て、再度寝ていた部分を見直し。

でも、この方が解説しやすい。

ボーマンがHALの機能を停止させていくと現れる映像を見た後に、HALがおかしくなる兆候が表れる会話を見て、ボーマンとフランクのポッド内での密談。

な、こういう秘密を抱えていたからHALは心労がたたって、揚句にボーマンらに機能を停止させられるかもとなったから叛乱を起こしたのよ。

とすんなり解説できる。

まぁ、私がこの映画を初見の時の10代後半の頃にはそんな事分からなかったんですけどね。
「2010年」を見て、ああ、そういう事なの、、と思ったわけですが、、、

という事で、なんとか全編視聴。


まぁ、改めて見ると、セリフが少なくて、冗長なシーンの多い映画ですよね。

ひろくんも、「90分くらいにまとめられない?」とか言うし、、、

うん、45分くらいでも十分かも、、、

「えーと、つまり、何百万年か前に、どっかから来た知的存在がモノリス置いてって、それを触った猿が人間になって、人間が触ってさらに進化したって映画だな」

とまとめ、、、

「え、そんだけ?」

まぁ、ひろくんは何とか全編見てくれたわけですが、概ね不評でした、、、、

「こんど、続編(2010年)見ような、、、こっちは普通の映画だから、、、」




うーん、私が10代の時に見たときはもっと興奮したものだが、、、

一つは、映像がスゲーって事。

前述のように、私が初めてこの映画を見た80年代でもCGと言えばワイヤーフレームが当たり前。
レイトレーシングなんて技術も有ったけど、実写かと見まごうような映像はそこから、さらに10年20年後の話なので、こういう映画は特撮が普通。
そんな時代にこんな映像が有って、どうやって撮ったんだろう、、と特撮、合成技術に思いを馳せていた。

二つ目はいろいろ、改めて説明しないSFのお約束でしょうね。

一番大きいのは人口重力の概念か、、、
冒頭の、地球からのシャトルのシーンでは無重量でふわふわしてたのに、何やらドーナツみたいなところに入ったら、すたすた歩いてるよ、、とか、
ディスカバリー号の最初のシーンで、モルモットの回し車みたいなところをグルグル走り回ってるけど、どういう事?

みたいなところが、SFに慣れている人と、慣れていない人では大きくとらえ方が違うのでしょうね。


あと、宇宙空間のシーンでは基本的に音がしないってのもSF慣れした人には、
「おお、リアルー」
って思うポイントですよね。

まぁ、登場人物の精神状態を表すためか、宇宙服内の呼吸音を流しているという演出は有りますが、ポッドが姿勢を変えるときのエンジンの音とかはさせていない。
これが、単にリアルと言うだけではなく、宇宙の空虚さ、冷たさみたいなものを良く表していると思うのですよね。

続編「2010年」を見たときに、ロケットの噴射音とかさせちゃってるのを聞いて、ちょっと残念に思った。

ただ、一つ、おや?と思ったのは、フロイド博士が月に行って、問題の地点までムーンバスで移動するシーン。
あの、ムーンバスって、あの高度で軌道速度を出して飛んでいるのだと思っていたのですが、だとしたら、ムーンバスの中って無重量になるはず。
なのに、普通のポットからコップにコーヒーを注ごうとしてるし、、、
??下向きにロケット噴射して浮力得てるんだろうか、、、
めっちゃ燃費悪そうなんですけど、、、



という事で、久しぶりに見て色々思ったことをつらつらと書いてみました。
HALが叛乱を起こした理由の所なんか、あ、ちゃんと2001年の方で描いていたのね、、とか今更気づいたりしました。

私の姉とか妻とかって、同じ本や同じ映画を複数回見るという事を嫌うのですが、1回目に気づかなかったことに2回目に気づくとか、結末を知ったうえで冒頭を見ると新たな発見が有ったり、もっというと、最初に読んだり見たりしたときの自分と状況が変わっていたり、経験を積んだりすると、そもそも物語の捉え方が変わっていたりします。
なので、同じ作品を複数回楽しむってのは意味が有るよねなんてことをひろくんと話したりしました。


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