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zoom RSS 読書感想(自転車で遠くへ行きたい)

<<   作成日時 : 2015/03/26 17:42   >>

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先日再読した小説「追い風ライダー」の著者、米津一成氏の初の著書。
内容としてはロングライドを中心とした、自転車エッセー。

私自身は最大で1日に120kmを走破したことがあるため、第2章の「100kmを走る」まではこの本の想定読者から私は外れていたかと思わせる内容ではあった。
言ってみれば、自転車雑誌の初心者向け記事のようなものだ。

これから自転車を趣味として始めてみようかと思っている人、ロードレーサーを買いはしたものの、どのように楽しんだらいいのだろうかという人向けともいえる。

しかし、第3章「200kmを走る」、第4章「300kmを走る。そしてもっと遠くへ」は私の知らない世界であった。

それぞれの距離を走る事の意義、心構えについてかかれている。
それらはまだ、私には未体験のことであった。
どうやら、日帰りサイクリングとしては300kmがひとつの区切りらしい。

私はどうも、旅行の計画をたてる。宿をとる。と言う行為が苦手で、家族旅行も含めて、自ら計画した旅行と言うものをしたことがない。

なので、1日で走りきれる限界と言われる300kmをひとつの目標としたいとこの本を読んで思った。

しかし、世の中にはそれを越える人がごまんといる。
ブルベの400km以上に挑戦するような人たちがそうだろう。
結局この本も全体としては「ブルベの勧め」と題しても良いのではないだろうかと思うような内容となっている。

こういうイベントに参加する人の心境とはどういうものなのだろうかと、ふと考える。

自転車好きと一口に言っても、大きく分けて、オンロード派とオフロード派が居る。
もちろん両方を楽しむ人も少なくないとは思うが、そうした人たちでもどちらかに軸足を置いていることだろう。

なぜ、そういう違いが生まれるのだろう。
私は今のところオンロード派で、MTBでオフロードを走った経験は試乗程度にしかない。
しかし、オフロードを走るには常に状況判断が必要なことは分かる。

走っていれば時々刻々と変わっていく路面状況。
次々に現れる障害物。
そうしたものをいかに乗り越えるか、瞬時に判断し、体を動かして実行しなければならない。
きっとオフロード派の人はそれが楽しいのだろう。

対してオンロードはどうだろうか。
時に路面が荒れていることある。
交通量の多い道を走っていれば、色々と瞬時に判断をしなければいけないこともあろうが、オフロード走行のそれに比べれば、情報量も求められる判断スピードも少ないものになることは想像に難くない。

すると、オンロードの楽しみとは何になるのだろうか。
速度だったり、登った標高だったり、そして、走行距離から来る達成感が楽しみとなると思う。
だから、100kmを走り慣れれば200km。
200kmを走り慣れれば300kmとなって、「距離感が壊れていく」のだろう。

のんびりした性格の私がどこまで行き着くのか分からないが、取り敢えず家から80km程の距離にある、高崎の知人が経営する自転車屋でも目的地にして、往復160kmに挑戦してみたいと思った次第である。
(帰りはあっさり輪行してしまう気もしないでは無いが、、)

ロングライドとはどういう世界なのか垣間見てみたい人にはお勧めの書である。

画像



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