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zoom RSS 読書感想(銀輪の巨人)

<<   作成日時 : 2012/06/13 18:35   >>

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銀輪の巨人とは、自転車乗りならほとんどの方がご存知であろう、台湾の自転車メーカー、GIANTの事である。
OEM生産で始まった企業で、今やほとんどのスポーツ車がGIANT製になっているとは聞いたことが有る。
私の自転車(ラレー カールトンR)もダウンチューブ裏にmade in taiwanのシールが貼られており、もしかしたらGIANT製かもしれない。

また、著者の野嶋剛氏はtwitterで最近相互フォローさせていただくことになった方で、(@nojima_tsuyoshi)これも何かの縁だろうと手にした一冊。

日本では、GIANTというとやはりコストパフォーマンスの良さで売っている印象があるが、実のところクロスバイクや一部の入門者向け車種を除くと2,30万円を超える車種がほとんどで、100万円を超えるような車種まで作っている。

実はGIANTはOEMに依存していた時代から、自社ブランドでの販売拡大を目指した時に、価格競争はしないと決めていたのである。
価格競争では中国に敵わない。
だから、高付加価値の自転車要するにスポーツ車を適正な価格で売っていくことにしたのだという。
そういわれてからGIANTのラインナップを見れば納得だが、正直意外に感じた。

それでも、生産拠点を中国に求めた時代もあったが、台湾の空洞化を防ぐために台湾内のライバル会社をも仲間に引き入れて台湾での生産も推し進める活動もしている。
まさに、台湾における、自転車のリーディングカンパニーである。

また、本書では日本の自転車産業についても触れており、日本のガラパゴス自転車ともいえる、いわゆるママチャリに注力しすぎ、価格競争に陥り、生産拠点を中国などに求め続けた結果、国内の自転車産業空洞化を招いてしまったとしている。

GIANTはただ商魂たくましく自転車を売っていただけではなく、スポーツとしての自転車の普及にも努めてきた。
つまり、市場を広げることにもしっかりと注力していたのである。

なるほど銀輪の巨人である。

韓国での自転車事情についても触れられている。
李明博大統領は自身が自転車好きという事もあり、自転車道の整備を進めたり、自転車産業への助成を行ったりしているという。
何ともうらやましい限り。

谷垣さんもそのくらいすると言ってくれればちょっと考えるよ。(笑)

とまぁ、GIANTに限らず東アジアの自転車事情にも触れられていて、自転車の今がわかる本である。

そうそう、シマノにも取材に行っており、シマノの社長曰く、GIANTは同志とのこと。
でも、最近、GIANTはSRAMに近づいているように見えるのだけど、、、


銀輪の巨人
東洋経済新報社
野嶋 剛

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