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またもや自転車物の漫画である。 オーバードライヴ 安田 剛士著 講談社 全17巻で既に完結している。 前半部分はアニメ化もされている。 いじめられっこで人とのコミュニケーションに臆病で、自転車に乗れなかった主人公がヒロインの金銭的欲求から自転車部に入れられるという、「弱虫ペダル」よりも酷い状況からの出発。 しかし、その事により、仲間が出来る喜びを知り、多くの人に支えられてペダルを漕いでいる事に気づいていくという物語。 たぶん、主人公に何故自転車に乗るのかと問うたら、 「絆だから」 と答えるでしょうね、、(^^; 個性的なキャラクターが多く、それぞれに自転車に乗る理由となった過去が有り、骨身を削ってレースで勝利を掴み取ろうとする。 少年スポーツ漫画にありがちな「努力と根性」だけでなく、それぞれの自転車に対するモチベーションがしっかりと書き込まれている。 こうした構成により物語に厚みがあり、少年誌連載漫画に拘らず大人の鑑賞に堪えうる作品となっている。 ただ、惜しむらくは、中盤突然登場人物が増えて誰が誰やら分からなくなったり、同じキャラクターでも場面ごとに大きく顔が違ったりして、あれ?これ誰?となってしまう場面が多かったり、序盤では話が飛びすぎてわかりにくかったりと言う点もある。 でも、17巻読了した後も、もう一度最初から読み直してみたいと思わせる作品であった。 |
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